その昔海府入川のある寺にあったものを慶長の頃上杉氏のはからいで本寺の真光寺に入り、そこから蓮華峰寺を経て阿弥陀院に収まりました。この寺の本尊は本来、阿弥陀院の名が示す通り、阿弥陀如来であったようですが、そこに蓮華峰寺から下げ渡された大日如来がきて、本尊が二体となりました。



もともとは小比叡山蓮華峰寺の方丈の本尊でしたが、阿弥陀院に下げ渡されました。大きな金銅仏で、阿弥陀院本尊の一つです。



弘法大師作と言われている像で、廃寺となった世尊院から譲り受けました。



このお寺には縦2間半、横2間にわたる巨大涅槃図があります。毎年3月15日、または16日にこの涅槃図を下げることになっていますが。涅槃図を収納していた箱に「狩野氏法眼英徳の門人なり」と書いてあることから、狩野氏一派の作と思われます。



天井には梵字が格子状にはめ込まれており、各文字がすべて中央に向かっています。




昭和44年10月24日に建てられました。佐渡の地蔵信仰に心をよせた、アメリカ人リチャード・カースティン氏が、阿弥陀院住職婦人の61歳の誕生日に寄進したものです。

お問い合わせ、拝観のご予約は、こちらまで 
電話:0259-86-2621 又はE-mail:snomata@e-sadonet.tv
※本尊・阿弥陀如来
※本尊・大日如来
※聖観音
※涅槃図には猫が居ない
※梵天
※その他敷地内には様々な地蔵がある