佐渡國 正覚坊
正覚坊縁起 参拝の御案内 english



境内のみどころ

◇仁王門
仁王門といえば仁王様が通常祀られていますが、この寺の仁王門は四天王が祀られており、佐渡でも非常に珍しい形態の門です。右側に持国天(東方を守護する神様、甲冑をまとい、刀剣を持っています)、左側に広目天(須弥山の中腹西側に住み、西方を守り、悪人を罰するという神様、同じく甲冑をまとっています)が祀られています。四天王は帝釈天に仕え、仏法、出家を守る四人の天王です。
   
◇水子地蔵
かわいい顔のお地蔵さまが祀られています。
この寺には近くの園児たちがよく遊びにきて、水子地蔵前のきれいに刈られた芝生の上を駆け回って元気よく遊んでいます。
◇大日如来
正覚坊の本尊は魅惑されるような美男子の金剛界大日如来です。

◇弁天島と弁天堂
庭園には弁天池と弁天堂があり、その脇に地蔵堂があります。
 
◇地蔵堂「横向き地蔵」
地蔵堂には「横向き地蔵」が祀られています。自己中心で自分だけ良ければいいというわがままな願いを持つ者の心を正し、善願は必ずかなえて下さるありがたいお地蔵さまです。彩色したきれいな石仏で顔はいつも金北山の方を向いているので、このお地蔵さんを拝むと金北山も同時に拝したことになります。
   

金北山

佐渡の最高峰で標高1172メートルの、古武士の風情がある山です。昔から「北山・御山」(きたやま・おやま)と呼ばれ、神住む峰として敬われ、女人禁制の山で、白山の修験者の霊場でした。高山植物や紅葉が美しく、山頂には佐渡奉行所に保護されている金北山神社があります。